最初の訪問時は、人との関わりにも強い不安がある状態でした。
私たちの目標は「すぐに動いてもらうこと」ではなく、まず その方のペースや気分の波を捉えて、安心できる関係を築きました。
徐々に外へ出る時期、体力づくりとその人の好きなこと、得意なことを生かしながら
最初から無理に促さず、症状の波やエネルギー、意欲が少しずつでるタイミングを待ちながら少しずつ体力づくりのためのストレッチ、散歩などをすすめていきました
その後、相談支援事業所の方々と連携しながら、ご本人の得意なことや好きなことを大事にしながら通所の事業所見学をすすめていきました。
無事にご本人に合った事業所への通所が始まり現在も継続できています。
現在も人間関係ストレスなどからの症状の波もありますが、達成感や充実感をもちながら就労継続を支援しています
まとめ 精神科訪問看護の活用について
精神科訪問看護は「ただの見守り」ではありません。 その方だけのリズムに寄り添い、症状との付き合い方、対処方法を一緒に考える。就労や社会参加の一歩を引き出す伴走支援としても活用できる社会資源です
玉名市・荒尾市・長洲町・玉東町、和水町、南関町で、精神科訪問看護をご検討の方・ご家族の方は、「リエゾン訪問看護ステーションくまもと」までお気軽にご相談ください。